NHK「日曜討論」「あさイチ」「特報首都圏」、Nスタ、ワイドスクランブルなど、数多くの番組で当センターの取り組みを取材・ご紹介していただきました。テレビ出演の実績を最新の5件、ご紹介させていただきます。
2020年10月14日
東京都内で、建材が飛散して周囲に被害を及ぼす空き家や、通行人がごみのポイ捨てを繰り返した結果ごみ屋敷となっている空き家など、近隣住民に迷惑をかけている空き家が放置され続ける理由を探る番組内で取材協力させていただきました。
相続をめぐった「土地や建物の複雑な権利状況」や、解体したくても「固定資産税が上がってしまう」ことで解体や解決が進まない状況が見える中、六本木ミッドタウンの目の前にある放置空き家の資産価値についてコメントさせて頂きました。
2020年3月20日
どうすればよいかわからず「空き家」を持ち続ける所有者の悩みや、多くの人がいづれ直面する問題を番組内でご紹介。家を遺し続けるために必要な維持費や、時代と共に変化している空き家の活用方法など、空き家を“持っている方”“これから持つ方”に向けた情報が特集されました。
さらに当センターからは、普段より空き家の管理巡回をおこなっている専門職員が、実際の空き家で管理の実演をしながら、空き家の状態をチェックするポイントや空き家の痛みを抑える管理方法についてお話させていただきました。
2020年2月14日
岐阜県の東白川村では、現在空き家になっている大正時代の古民家を14万円で購入者を募集しています(2/14放送時点)。この空き家は、故郷を捨てるというような罪悪感から、もともと住んでいた方が自治体へ寄付した空き家です。人口2,000人余りの東白川村では、この空き家を移住・定住促進の事業として活用しています。
当センターからはこのような事業に対して、建物の状態によっては修繕費が予想以上に掛かってしまうことや、売却後にトラブルになってしまうなどのリスクはありながらも、このように移住・定住促進を空き家を使って実行するのは、大きな意味があることだとコメントさせて頂きました。
2019年10月21日
主に下記のようなことを番組内でお話させていただきました。
Q.なぜ空き家は増え続けるのですか?
A.空き家が増え続ける主な理由としては、下記の2点が挙げられます。
・高齢者増加による相続発生件数の増加
・親と離れて暮らす核家族の増加
Q.どういう方からのご相談が増えていますか?
A.親の家を相続した子や、その親戚の方などが多いです。
Q.どのようなお悩みを抱えている方が多いですか?
A.家の処分にあたって、気持ちの整理がつかず前に進めない方や、相続人同士での合意に時間がかかり事が前に進まない方、借家にして家を残そうと考えるがハードルが高く結局売却に至る方、などが多いです。
Q.印象に残るご相談事例はありますか?
A.相続をきっかけに相続人同士が争う場合もありますが、逆に絶縁関係にあった親族仲が相続を通じて良くなったというケースもあって、家族の絆が見える事例は非常に印象に残ります。
Q.団体活動を始めようと考えたきっかけはどういったところにありましたか?
A.空き家の問題はとても複雑で、手間が掛かる割りに正直お金にはなりません。
なので会社事業として行うのは難しいと考え、NPO団体として活動を開始しました。
今は、私たちの考えに賛同くださる士業の先生や不動産会社、建設事業者などのご協力のもと、なんとか活動ができています。
Q.空き家問題はどう解決していけばいいですか?
A.私たちは、下記の2点が、みなさんが今できる最も重要なことではないかと考えています。
・空き家の所有者は責任を持って、きちんとした管理をおこなうこと
・空き家所有者、近隣住民のひとりひとりが当事者意識をもって支え合いながら問題解決に取り組むこと
2019年6月26日
全国に増加する「危険な空き家」の実態として、”高額な解体費用”、”複数相続人による相続争い”など、多くの人がいづれ直面するであろうリアルな問題を番組内でご紹介。
当センターからは、直近の事例として火災により壁や柱が黒焦げになったまま放置された東京都東村山市にある空き家について状況を解説し、取材協力させていただきました。