NPO法人 空家・空地管理センター 空き家ワンストップ相談窓口

4. 空き家の活用について

空き家問題を解消していくには、売る、貸す、壊す、直すといった活用の促進が欠かせません。ただ、多くの所有者はどの活用方法が最適であるかが分からず、また相談できる人もいないといった課題があります。活用方法は所有者の状況や活用の目的、投資額などによって異なります。

当センターでは累計200件を超える空き家の活用実績があり、自治体や各分野の専門家とともに所有者に対して活用に関する助言を行っています。

関連

空き家活用の実例

空き家活用が進まない大きな要因として、活用するための投資負担が重いという問題がありました。人に貸すためには外壁や屋根の改修、水回り設備の交換など数百万円の初期投資が必要となるケースが多いためです。

AKARI(空き家借上げ制度)

当センターでは空き家の活用を促進するため、北斗ソリューションズ株式会社(外部リンク)と協力して、投資を負担せずに利用できる空き家活用として「AKARI(あかり)」(空き家借り上げ制度)を開発しました。事業会社が空き家を3~7年間借上げ、大規模なリノベーションを行った上で、賃貸戸建や店舗、民泊などの活用を行うというサービスを利用した活用事例をご紹介します。

実例紹介~AKARI三鷹~

「AKARI」の第一弾として、東京都三鷹市のJR中央線「三鷹駅」から徒歩11分の場所にある、戦前に建築された空き家を5年間借上げ、内外装にリフォーム を施した上で「AKARI三鷹」として賃貸戸建化します。純和風建築の雰囲気はそのままに、水回り設備の交換や、破損個所の修繕などを行いました。

赤じゅうたんの廊下は、杉板へ張替え

床は杉板へ張替え

昔風のダイニングキッチンは、今風のシンプルで使いやすく

ダイニングキッチン

8畳の和室、趣のある箇所はそのままに

8畳の和室

その他の空き家の解決事例紹介

当センターでは、「管理が難しくて困っている」「土地や建物の条件から売却が進まず放置している」など、さまざまなお悩みを解決してきました。実際の事例をもとに、相談者様が直面した課題とその具体的な解決策をわかりやすくご紹介します。

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