空き家を売却して利益が出た場合、その利益に対して「譲渡所得税」と「住民税」がかかります。譲渡所得税の税率は、その空き家を所有していた期間によって異なり、5年を超えて保有していた不動産を売却した場合、譲渡所得税率は15%、住民税は5%ですが、5年未満だと譲渡所得税率は30%、住民税は9%となります。また、2013年から2037年までは、復興特別所得税として各年分の基準所得税額の2.1%を所得税として納めなければなりません。
相続した実家を売却する場合、保有期間には親が実家を所有していた期間も含みます。そのため、相続直後に売却しても、親が5年以上その不動産を所有していれば長期譲渡所得の税率が適用されます。