遠方にある老朽化した実家をできるだけ早く売却したい
相談者様は茨城県にお住まいで、お母様が亡くなり相続した東京都北区にあるご実家の処分に悩まれていました。建物は老朽化が進みボロボロの状態であり、ご自身は遠方に住んでいるため管理が難しく、早めに売却したいというご意向がありました。
自治体の土地に囲まれた敷地と未整備の道路
ご実家は駅から近い立地でしたが、敷地周囲の土地を東京都が所有している状態でした。敷地が接している都の位置指定道路(行政から道路として指定を受けた私道)も未整備の状態であり、排水などのライフラインも東京都が所有する崖地を通っているという複雑な状況にありました。新しく家を建て直すためには、この崖地の擁壁(崖崩れを防ぐための壁)を作り直したり、未整備の道路を整備したりする必要があります。しかし、ご自身の土地ではないため、東京都に対して「どちらが費用を出して整備するのか」といった調整をおこなう必要があり、買い手を見つけるのが難しい状態でした。
自治体との交渉リスクを引き受けた不動産会社の買取り
自治体との交渉や崖地整備への対応に強みを持つ不動産会社をご紹介しました。不動産会社からは、建物を解体し新築戸建てを建築して販売することを目的に、建物を現状のままで買取るという提案をいただきました。結果として無事に売却が成立し、遠方にお住まいの相談者様の負担を最小限に抑えて売却を完了させることができました。
複雑な条件のある土地で自分たちではどうにもできない状態でしたが、紹介いただいた不動産会社が間に入って段取りをしてくださり、面倒な交渉や建物解体の手間もなく現状のまま買い取っていただけて本当に安心しました。
敷地の周囲を自治体の土地に囲まれていたり、道路が未整備であったりする家は、新しく家を建て直す際に自治体との交渉や費用を要する場合があります。ご自身で抱え込まず、複雑な権利調整や特殊な物件の買取りノウハウを持つ専門家へのご相談を検討してみてください。
※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。