2016年2月26日 公開
今回は、庭木が成長しすぎて剪定業者様にお断りされてしまうケースをご紹介いたします。
伐採をお断りされてしまうケースは、『樹木が住宅密集地や墓地などには植えられており、周囲に配慮しながら伐採しなければならない状況』や、『重機が侵入できない場所や近くに電線が通っている場合に樹木が植えられている場合』などです。
このように通常の伐採で対応することが難しい場合は『特殊伐採』という特殊な方法による伐採作業が必要になります。
例えばクレーンを使用し、梢(樹木の先端部分)から順にある程度の大きさで伐採し、空中に吊りながら降ろしていったり、重機が一切入れないような場所にあるときは、ロープを使用して木に登り梢から切っていかなければなりません。
この『特殊伐採』は極めて専門的な技術が必要となる作業です。
また、作業が可能な職人の数も少ないため、通常の伐採作業よりもかなり費用がかかってしまう傾向にあります。
早めに対応していれば問題なく済む事でも、長期間管理を怠ったために大きな出費につながってしまうケースがあり、当センターにも多くご相談を頂いております。
特殊伐採は極端な事例ですが、やはり定期的な管理が必要であることには変わりはありません。
管理にお困りの際は空家・空地管理センターへお問い合わせ下さい。