NPO法人 空家・空地管理センター 空き家ワンストップ相談窓口

“空き家の管理を自分でできない”場合の解決事例
「遠方にある実家の管理ができず心配で仕方ない」…解体と売却でスッキリ解決!

ご相談者様のお悩み内容

ご相談者様のお母様が施設へ入所されてから約2年、ご実家は誰も住まないまま空き家の状態が続いていました。

ご自宅からご実家までは車で約3時間と距離があり、定期的な管理は難しく、駐車場もなく前面道路も狭いため、片付けに行くことすら困難。「このまま火事や地震が起きたらどうしよう」――そんな不安を抱えながらも、どうしてよいか分からずに時間だけが過ぎていったといいます。

ある日、ポストに市役所からの封書が届きました。開封すると「適正な管理のお願い」という文言が…。胸がざわつき、すぐに当センターへご相談いただきました。

解決に至るまでの状況/解決方法

状況を伺ったスタッフは、ご相談者様と共に現地へ急行。到着した家は、かつて家族の笑い声が響いていた場所。しかし、今は雑草に覆われ、屋根は一部崩れ、窓ガラスも割れたまま。行政からの通知で指摘された理由が、目の前の光景で理解できました。

頻繁にお電話をくださるご近所の方々へのご挨拶も兼ねて、まずはせり出した庭木の伐採と除草作業を実施。迷惑になっていた箇所を早急に解消しました。

その後、改めてご実家の今後について話し合ったところ、「今後誰も住む予定がない」とのことでしたので、解体と売却をセットでご提案。ちょうど近隣の方から「駐車場として使いたい」という希望があり、室内の片付け・荷物の処分、そして解体・売却までスムーズに進めることができました。

ご相談者さまの声

ご相談者様は、解体された跡地をご覧になり、「ようやく火災や地震の不安から解放された」と大きな安堵の表情を見せてくださいました。また、長年気にかかっていた近隣の方への迷惑も解消でき、心からホッとされたご様子でした。

※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。

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実際のご相談者にインタビューをさせていただき、
相続した実家などによって抱えたご心配やご不安をどのように解消されたのか、
リアルな体験談として公開しております。

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