母親の施設入居に伴い、空き家となる実家を売却したい
相談者様は、お母様が所有する埼玉県三芳町のご実家についてご相談に来られました。お母様が施設へ入所されることになり、実家は空き家となるため、家族で話し合った結果、お母様がご存命のうちに売却して施設入居資金にしたいというご意向がありました。
1.土壌汚染の懸念
ご実家は数年前までクリーニング店を営んでいました。クリーニング店は特定の薬品を使用することが多く、万が一土壌汚染が発見された場合、土壌の入れ替え工事に数百万円単位の多額の費用が発生する危険性がありました。そのため、買主を見つけるのが心理的にも金銭的にも難しい状態でした。
2.最低敷地面積の制限による販売の難しさ
対象の土地は約200㎡と広い敷地でした。通常、広い土地は買い手がつきやすい広さに分割して販売しますが、対象地域には最低敷地面積(新しく家を建てる際に確保しなければならない最低限の土地面積)の制限がありました。そのため、土地を一括で売却するしかなく、総額が高額になってしまうことから個人の購入希望者を見つけるのが難しい状況でした。
不動産会社への売却提案
当センターと連携する不動産会社が役所調査をおこない、土壌汚染の懸念が低いことを確認しました。不動産会社からは、万が一汚染が発覚した際のリスクは残るものの、土地を分割して建売住宅として販売する目的で建物を現状のままで買取るご提案をいただきました。結果として無事に売却ができました。
母の施設入居を機に売却を決めましたが、どのように売却を進めればよいか悩んでいました。ご担当の方が事前の確認から不動産会社への交渉まで進めてくださり、リスクもなく現状のまま買い取っていただくことができ、本当にほっとしています。
クリーニング店や工場などの跡地は土壌汚染のリスクが懸念され、購入を敬遠されがちです。また、広い土地は分割して売却するための専門的なノウハウが必要となります。特殊な物件の買取りや権利整理のノウハウを持つ専門家へのご相談を検討してみてください。
※建物の修繕・解体、不動産の賃貸・売買及びその媒介などの活用は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当センターが直接行っているものではありません。予めご了承ください。