建物は長く使わない状態が続くとどんどん傷んでしまいます。湿気や害虫・害獣の発生、埃などで、すぐに人が住めなくなってしまうため、建物を長持ちさせる一番のコツは人が使い続ける(人に貸す)ことです。賃貸にするには、建物の状態によってはすぐに人に貸すことができたり、リフォームが必要だったりします。思い入れのある実家を壊すことが出来ない、将来、実家をどう利用するかまだ決まってない場合は、空き家の期間は誰かに住んでもらい家賃収入を得ることができます。
このページでは、実際に、空き家だった建物を人に貸した活用実例をご紹介します。
ご相談者であるお兄さまは、約2年前に兄弟で150坪の土地を相続されました。しかし、そのうちの半分(お兄さま名義の土地)を、弟さまが自宅の庭として30年以上使用しており、お兄さまとしては「自分の土地を無断で使われている」と納得がいかないご様子でした。 お兄さまはご自身の土地に住宅を建てたいと考えて弟さまに相談したところ、強く反対され、兄弟喧嘩にまで発展。以来、兄弟間の会話は一切なくなってしまったとのことでした。 また、お兄さまは60代後半という年齢もあり、将来的な相続を見据え「このタイミングで土地を取り戻し、有効に使いたい」とお考えでした。
駅から徒歩3分という好立地にあるご実家。庭だけでも200坪近くある大きな家でしたが、相続された兄弟4人のうち1人が「売りたくない」と主張していたため、空き家のまま管理に苦労されていました。 建物は年々老朽化し、固定資産税や草木の手入れなどの負担も大きく、「このままではどうにもならない」と、当センターにご相談をいただきました。
ご不安・お悩み別に当相談窓口で解決した
事例をご紹介します。