NPO法人 空家・空地管理センター 空き家ワンストップ相談窓口

松本明子さんも登壇!島しょ空き家サミットで見えた“町の未来”

2025年11月20日 公開

11月15日、東京都主催の「島しょ空き家サミット」に参加しました。
本来は八丈島での現地開催予定でしたが、台風22号・23号の影響によりオンライン配信へ切り替わり、私は東京ポートシティ竹芝のバックアップ会場で観覧しました。現地の空気感は味わえなかったものの、オンラインならではの広がりと、竹芝でのリアルな交流を通じて、空き家活用の未来について深く考える機会となりました。

《▲登壇者の皆さま》

イベント概要

日時:令和7年11月15日(土)10:00~16:00
会場:オンライン配信・東京ポートシティ竹芝
主催:東京都住宅政策本部

プログラム

・ワークショップ成果発表(大学生によるアイデア)
・奥多摩町・新島町の空き家対策紹介
・パネルディスカッション「島の空き家活用と移住促進」
・ゲストトークショー:松本明子さん × 当センター代表理事 上田真一

公式サイトはこちら(外部リンク)
※後日アーカイブ配信も予定されています。

今回のサミットで強く感じたのは、空き家活用を単なる建物再生ではなく、町の未来をデザインする取り組みとして捉える視点です。 特に、芝浦工業大学と東京都立大学の学生による空き家の利活用提案は、空き家に日常的に関わっている立場から見ても新鮮でした。 実際の空き家を地域と結びつけ、町の活性化に繋げる観点は、柔軟な発想に驚かされ、専門知識だけでは見えない利用者目線の価値を再認識しました。

最後に開催されたゲストトークショーでは、代表理事の上田がタレントの松本明子さんと対談しました。 松本さんが語った、実際に体験した“家じまい”の話は非常にリアルで、視聴者にとっても参考になる内容でした。 相続や片付けの苦労、心の整理など、誰もが直面し得る課題を率直に語ってくれたことで、空き家問題がより身近なテーマとして感じられました。

《▲松本明子さんと代表理事上田真一》

今回のサミットは、空き家問題を「課題」から「可能性」へと転換するヒントに満ちていました。 特に、若い世代の視点と地域を巻き込む発想は、空き家活用を町づくりの起点にするための大きな力になると感じました。
「空き家をどう活かすか」だけでなく、「その活用が町にどんな変化をもたらすか」を考えながら、当センターも今まで以上に相談者様に寄り添い、空き家の解決へ繋げる手助けを行っていきたいと思います。

松本明子さんのインスタグラムでも、本イベントでのご紹介をいただけました。
松本明子さんのインスタグラム投稿はこちら(外部リンク)

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